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2008年 3月 22日 (土)

なぜ自主財源なのか?

by 清田哲也

平成19年度の不交付団体は(地方交付税を国からほとんどもらわずに自治体運営ができる団体)186団体(市町村)東京都、愛知県を加えると188団体あります。九州では福岡県苅田町、佐賀県鳥栖市、玄海町、熊本県大津町の4団体だけです。苅田の自主材源比率は約80%、170億の歳入のうち約136億が地方税収と施設使用料、手数料で占められています。一般に自治体の豊かさを示す財政力指数(基準収入/基準需要)は、望ましいとされる1をゆうにこえ、1.57、ちなみに我が佐伯市は0.34、この豊かな自主財源を背景に、地域のニーズに対応した柔軟な予算配分を独自で行い住民サービスの向上を図っています。HPを少し覗いただけなんですが、医療、福祉も町独自の制度をうちだし、かゆいところに手が届く、医療、福祉施策を行っています。なぜ、これだけ豊かになったのかというと、港の整備とともに、名だたる企業が立地したのが大きな要因、さらに、近年、沖合には北九州空港も開港し、まさに日の出の勢い。道州制なんて関係ないよって感じです。教育、文化面でもこの町の図書館、貸出率全国1なんだそうです。魅力的な蔵書がいっぱいあるんでしょう。市民ニーズにあわせ自由に使える予算確保のため、私は自主財源の確保に微力ですがしっかり取り組みたいと思います。


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