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2009年 1月 7日 (水)

平成19年度決算

by 清田哲也

 1月号の市報にH19年度の決算報告が掲載されていました。H18と比較すると普通会計の歳入は413.8億円で前年度比約38.8億円の減、歳出は405.2億円で約36億円の減となっています。歳入減の要因としては、H18と比較すると、譲与税、国・県支出金が減っていることと、借金をグッとこらえて市債を控えたことがあげられます。逆に、自主財源である市税は+7.6億円、同じく使用料等も+4.4億円と増えています。これは微増ではありますが明るい材料の一つと言えます。歳出は扶助費、公債費の増加は見られるものの、普通建設費を28億円圧縮し、歳出規模を縮小させています。扶助費は社会保障経費ですし、公債費は市の借金返済の経費なので執行部の裁量だけで減額にはできません。人件費もすでに5%カットを行っているので、後は職員数減による人件費の自然減を当面見守る他ないでしょう。財政力指数は合併時より0.03ポイント上昇し0.35となっています。これも微増ですが行財政改革に取り組んできた市政の成果の現れといえます。なおかつ積立金も純増しているので、佐伯市の財政は健全な方向に向かっていると言っていいのではないでしょうか。


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