認定子供園

　聞きなれないと思いますが、幼稚園と保育所の特徴を併せ持った施設のことです。経済状況の変化に伴い、共働き世帯が増加する傾向にあるなか、保育所の入所者数が幼稚園のそれを上回りました。なおかつ、少子高齢化やニートの増加により就労人口の減少に歯止めがかかりません。そこで、この制度、入所者が減っている幼稚園、逆に待機児童が2万人にのぼる保育所、育児環境さえ整えば就労意欲のあるお母さん方に就労してもらい就労人口の減少に歯止めをかけるために、幼稚園、保育園の機能をあわせもった認定子供園を創設しました。公設の場合は補助金はでませんが、佐伯市の場合公立の保育所、幼稚園を認定子供園として認可をもらい、私立の幼稚園、保育園に指定管理者制度を通じて経営を任せれば、行政コストの縮減と、地域のニーズにあった子育て行政が展開できるものと思います。