2011年 7月 4日 (月)
ありがとうございました。
by 清田哲也
先週の水曜日、久々の勉強会です。講師は僕の同級生のお兄様、市にお勤めなんですが、被災地に二度、ボランティアとして行かれ、防災に対する考えを深めていらっしゃったので、みんなで聞くことにしました。
お兄ちゃんが行ったときは、遺体の捜索はほぼ完了しておりましたが、同じく佐伯から直後に派遣された方のお話では、重機でがれきをのけるたびにご遺体がでてきていたそうです。写真を交えてのお話でしたが、どんな報道よりも、その被害の大きさが伝わってきました。南三陸町を訪れた際、佐伯の地形にそっくりで、ぞっとしたそうです。津波の時は、とにかく、1cmでも高い場所に避難することを普段から意識しておくことが重要です。東北地方に昔から伝わる言葉で”津波てんでんこ”という言葉があるそうです。地震があれば津波が来る。自分の身は自分で守れ。誰かが来ないからと言って戻れば決して助からないよ。という意味だそうです。
家、学校、職場、今、津波が来たら、どこに逃げるかを、常に考える意識が防災の第一歩ではないでしょうか。
お兄様、講師を引き受けて頂きありがとうございました!!
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