2011年 8月 29日 (月)
がれき処理
by 清田哲也
被災地のがれき処理に関する、国の指針がなかなか示されず、自治体が困っています。放射能汚染されていないものに関しては、セメント工場などと協力体制を構築すれば、あとは、時間とお金の問題ですが、放射能汚染のあるがれき処理に関していかに対応するか、苦慮するところです。
専門書をいくつか読みましたが、焼却しても放射性物質は除去されず、煙に混ざって、放出され、自然界に放たれ、土壌や水分などに混入し、放射線を出し続けます。一部テレビ報道では、焼却後の灰の処分だけが問題視されていましたが、焼却すること自体、煙を完全処理する方法が確立されなれば汚染範囲を広げる行為になってしまいます。
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