2011年 9月 27日 (火)
地元贔屓
by 清田哲也
昨日、衆議院予算委員会の中継を見ました。福島県選出の議員が、東電の賠償請求の煩雑さや被災地の今後、被災者の現状を訴えていました。
この姿を見ていて考えさせられました。議員はやはり地域、地方の代表、代弁者なんだと改めて認識させられた次第です。国会議員は国全体、また、防衛、外交など諸外国との関係も考慮するのが仕事なんですけど、同時に地元の状況を伝え、国政に反映させるというのが最も基本的な仕事だと思います。この二つは相反することが多々あります。市議会議員という立場でも考えさせられる時があります。でも、地元を代表する人はその人しかいないわけですから、ここぞという時は、なんと言われようと、地元のために必死に訴える、そのために有権者は選んでいますから。特に、今回のような被災地に対しての杜撰な対応が多く見られると本当にやるせない気持ちになってしまいます。必死に訴え、他の議員の賛同を得ながら地元の惨状を改善していく、まさに、議員の仕事です。
私利私欲でない限り、政治家は地元贔屓でいいんじゃないでしょうか。
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