大阪市長選挙

　橋下さん勝ちましたね。投票率も４０年ぶり60％越えてました。それでも高いとはいいたくありませんけど。さて、橋下さん、”市役所をつぶす”がキーワード。市役所の体質を変えるということなんでしょうが、これが市民受けしたんでしょう。世間で言われるお役所仕事、確かにいますよ、視野がせまく、積極的に解決に向けてなんとかしようとする姿勢がない職員。でも、逆に、勉強して、もっとこうするべきだと、自らの考えをしっかり持って仕事に取り組む職員がいるのも事実。会社でもそうですもんね。全社員が社長の意向に沿う、やる気満々の会社ってないでしょ。これからの大阪市は、市役所の中に橋下さんが市長になってやる気が出てきたと思う職員が何人いるかでしょうね。できない理由を考える暇があるのなら、なんとか実現に近づける努力をする、それが自治体職員の基本姿勢だと思います。

それと、行政と敵対するのが受ける理由は、自らの経済状態が改善しないのを行政の責任に転嫁している場合が多いと思います。すべてとはいいませんけど、行政とは何の関係もないのに、行政のせいにする。橋下さんは大阪都構想というしっかりした政策ももっていたのでいいんですが、行政を敵とする手法のみで有権者の支持を集めるやり方をする人もたまにいますよね。

一生懸命働く職員を認め、改めるべきは改める、そのようなバランスを有権者の皆様が広く持つことも、自分の街をよくする近道だと思います。