2012年 4月 2日 (月)
離任式
by 清田哲也
先週の金曜日、先生方の離任式がありました。お気づきの方も多いと思いますが、大分県は広域人事が活発で、小中学校の先生も佐伯市内だけというわけにはいきません。市教委ではなく県教委が中心となって人事をします。
これは、給料負担がほとんど県の予算でなされていることに起因します。
この広域人事、メリットは、自分の自治体以外の文化、教育を先生方が広く吸収できることにあります。デメリットとしては、基礎自治体の教育施策が反映されにくいこと、縁もゆかりもない土地で、いきなり校長、教頭といったことになり、先生も、保護者も戸惑いを生じることがあります。
先般、がれき処理の決議案を県議会が決議しました。しかし、いざ受け入れとなると、基礎自治体住民への説明には当然市の職員が立ち会いますし、市長の意向も、市議会の意向もあります。被災地の方々を助けたいと誰もが思いますが、基礎自治体の住民の安全、安心を置き去りにした議論はやめてほしいと思います。
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