2012年 7月 6日 (金)
がれき処理
by 清田哲也
宮城県議会は、広域処理の必要なしと意思表示しました。
その理由は、厳密なチェック体制をかいくぐり放射性物質を含んだがれきを全国に拡散させるべきではない。莫大な輸送コスト(80t 宮城〜北九州で
1400万円)を復興費に充てるべき。それと、テレビでは言ってませんでしたが、がれき処理という公共事業を、わざわざ他の自治体でやらずとも地元で行いたい。
しかしながら、政府は広域処理を進めたいようです。
がれき処理を地元で行うと時間がかかる、復興が進まない大きな理由の一つです。がれき処理に限らず、復興にかかる公共事業をすべて地元でという意向が強すぎて、人員手配が遅れ、現場が進んでいない、これも復興が進まない現実です。
地元の意向を聞きながら、現場をコントロールする能力が今の政府にはないし、担当省庁をうまく使えていない、そんな感じがします。
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