2013年 3月 7日 (木)
危機管理
by 清田哲也
北朝鮮が今までになく強硬な態度をとっています。
核実験、軍事力行使をちらつかせ、結局は諸外国の支援を引き出すというのが彼らの常とう手段でしたが、今回の声明は少々度が過ぎていて、アメリカも引くに引けなくなるところまで行きそうな気がします。
制裁の採択が国連でなされたのち、中国がどう動くか、アメリカの対応はどうなのか非常に気になるところです。
今までも何度か書いてきましたが、日本は安全ではありますが平和ではありません。スパイ活動防止法がない日本では各国の諜報活動がさかんに行われており、今回のように不安定な朝鮮半島が近くにあって、国の体をなしていない共産体制の中国と微妙な関係(黄砂とPMで今日も体調ぼろぼろ!!)
自衛隊を軍とよぶとか呼ばないとか、同盟国のアメリカを助けるための集団的自衛権を認めないとか、そんな悠長なこと言っている状況ではないと思います。
自然災害以上に、自らを守ることは難しいですが、戦争、紛争がいつ起こってもおかしくない地域に日本は隣接しているということの意識は持っていたほうがよさそうです。
|