2008年 4月 19日 (土)
違憲判決
by 清田哲也
イラク派兵に違憲判決がでました。9条の解釈を巡る論争に新たな展開が生じました。個人的見解としては、9条の遵守だけを言うので有れば、自衛隊そのものが違憲です。しかし、政治的諸課題や戦後の朝鮮半島危機など国際情勢の背景を原因として自衛隊は今の体をなすようになりました。国連の平和維持活動にどのような形で参加するか、自国を守るためどのような手段を講じるのか、ちなみに永世中立国スイスは国民みな兵士なんです。定期的に銃器の訓練や、諸外国から侵攻を受けた際の軍事訓練を行っています。食料や原料を諸外国からの輸入に頼らなければ日本国は成り立ちません。国際協力のための自衛隊派遣と9条のはざまで、政府はもがいています。自国防衛と海外協力のための9条改正の必要性を感じます。9条改正イコール戦争のような誤った論調がありますが、そんな短絡的なものではなく、国際社会での日本を認識した、9条に対する議論を行い、時代に則した答えを導くことを急ぐ必要があると思います。
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