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2014年 4月 10日 (木)

国家観

by 清田哲也

 憲法問題などを論ずる前に、日本という国についての考え方や、日本人としての自分をどうのようにとらえているのかを確認することが大切なのではないかと思います。

 例えば、海外に行ったとき、パスポートを持っていきます。この人は日本人ですよ、ということを証明する、世界中の国々で通用する証明書です。このパスポートの効用を担保しているのが日本国なのです。現在の憲法は、GHQと相談しながらつくられたもので、よくよく読みますと?マークがつく箇所が大変多いものです。日本国家の存続が国民を守ることであり、国民を守ることが国家の責務です。そのことを明確に記述するのが憲法です。
基本的人権、生存権、環境権などなど、どれも素晴らしい権利ですが、どんな権利も日本という国家が担保してくれてこその権利であるということを忘れた人がいるのも事実です。


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