2008年 5月 14日 (水)
中国の地震
by 清田哲也
このたびの、中国での地震で尊い命を落とされた方々に対し、ご冥福をお祈り申し上げます。
連日、テレビで報道されるたびに、被害は拡大しています。被災地において救助を待つ方々が一刻も早く、救助されることを祈るばかりです。
壊れた建物の映像を見て、意外に、コンクリート造のものが多いなあと思いながら、なぜか、違和感を感じました。何だろうと、考えてみると、折れた柱、壁から鉄筋がほとんど露出してません。日本では当たり前の鉄筋コンクリートが中国では無筋コンクリートなのです。詳しいことはいえませんが、鉄筋があるのとないのとでは、同じコンクリート造でも、その強度は、雲泥の差があるはずです。日本では、明らかに違法建築で人災となるのでしょうが、おそらく、中国では建築に関する法令整備は途上にあると思われ、仕方のないことだったのかもしれません。法律は、整備と運用で人命をも守れるのだということを、改めて認識させられました。
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