自民党の憂鬱

　連立政権を組む公明党が、定額減税を押し切ったようです。物価高騰のおり、様々な分野での大型補正が予想されるなか、ただでさえ財源不足が深刻で、その根本的な解決策への議論が置き去りにされたまま、解散風にあおられたようです。確かに今の自民党は公明党なしに過半数はとれません。国民のために政治をするのではなく、与党でいたいがために政治を道具にしているようにも見えます。公明党の政調会長は財源にかんして、びっくりするような発言をしていました。内容は、各種の積立金や、特別会計の余剰金は今の世代の税金で貯まったものだから、今の世代で使えばいいなんて、無責任なことを堂々と言い放ってましたけど、そのツケを次世代の子供達に払わせることに関して何も思わないのでしょうか？すでに、ツケを払っている感がある我々世代はこの発言に関し大いに憤りを感じます。いいかげんツケを貯めてきてるんだから、これ以上増やさないように真面目にやってほしいもんです。