2009年 1月 14日 (水)
仕事の背景
by 清田哲也
僕が就職したのはバブル経済が崩壊して2年経ったころ、バブル絶頂期は大学2年でした。当時求人雑誌をみながら友人たちとバイト探ししてたんですが時給1000円が最低ライン、1200〜1500円位を中心に少しでも割りのいい職場をさがしてました。求人雑誌(フロムエーだったかな?)は厚さが10cmほどあって、職はバイト、正規問わず山ほどありました。それが・・1年経ち、バブルが終わりを迎えると、求人誌の厚さは半分以下、時給も800円越えればまあいいかという感じ。今でも覚えてますが時給880円の喫茶店のウェイターの仕事に60人ほどが面接に来たのを覚えています。就職活動も女子学生の家にはほとんど就職情報誌が送られてこなくて、よく、あげていました。男子学生も技術系はそこそこありましたが、僕らのような文系の学生は結構苦労しました。それでも現在よりはマシだったと思います。就職できないという状況ではなかったので。今の雇用状況に対して即効性のある解決策はないでしょう。戦後奇跡的な復活を果たした日本型経営を見直す声も高まっています。新日本経済の構築は先人の知恵とこれからを担う世代が協働して乗り越えなくてはならない喫緊の課題だと思います。
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