2009年 2月 11日 (水)
物づくり
by 清田哲也
経済活動の基本は物を作って、その対価として収入を得ることです。世界中に蔓延していたマネーゲーム的な経済は破綻してしまいました。日本経済は一部大企業の好調をもって、景気は上向きとの判断をし、実体経済の主役である地方中小企業への支援は何一つ行ってきませんでした。大企業の派遣切りや正社員の大量解雇が始まった今、日本経済の行く末は円高さえ解消すれば回復するような軽症ではないはずです。戦後、歴史に類を見ないほどのスピードで復興を遂げた日本経済の原動力は真の技術による物づくりだったはずです。今こそ原点回帰をし、物づくり大国日本の称号を取り戻すことが景気回復の一番の処方箋ではないでしょうか?
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