郵政民営化

　郵政民営化についての首相の発言が二転、三転しています。そのなかで「国民は内容をほとんど知らなかった」という発言についてですが、これはその通りだったんじゃないかと思うんです。民営化するのかしないのかということだけが争点になって、その内容や、なぜ今民営化なのかという大切な部分はほとんど報道されることがなかったように思います。小泉旋風におされ選挙は自民が圧勝、その後、文芸春秋の記事を見て私自身唖然としたんですが、郵政民営化は何十年も前からアメリカの要求事項にもりこまれていたんですが（外資系の保険会社は簡保の牙城を崩したかった）自民の支持団体である特定郵便局長の会との関係があり歴代の首相は誰も手をつけることはできませんでした。選挙後、民営化に反対した代議士秘書に会う機会があったので、なぜ、外資保険会社のための側面があることを選挙で訴えなかったのか聞いたんですが、その答は、声高に訴えたんだけどもマスコミに黙殺されたとのことでした。今の報道に真実を見つけることは難しいのでしょうか？