宮内庁

　中国との関係は大事です。しかし、大事の加減があると思います。共産党一党支配の国とどこまで本音で付き合うかの問題です。今回の小沢幹事長の訪中、習副主席と天皇陛下との会談の件、宮内庁ってホント微妙な官庁なんですよね。宮内省への昇格を声高に叫ぶ方もいらっしゃいますが、憲法通りに解釈すれば小沢さんの言う通り、しかし、戦後、国民の象徴である天皇を政治利用しないという原則、宮内庁が超法規的に一定の抑止力となることは必要であると思います。多分、そのための一カ月ルールだったんではないでしょうか。日本国の国益のために一肌脱ぐことは陛下もやぶさかではないと思うのですが、訪中からの一連の流れを見ていると、小沢さんが中国に阿り過ぎている感じがなんか嫌です。共産党一党支配の言いっぱなし外交の国にもっと違う接し方があるんじゃないかと思います。