2010年 4月 23日 (金)
言語は変化します。
by 清田哲也
犬も歩けば棒にあたる。元々の意味は、犬も出歩くと、意味もなく棒で叩かれたりする様子から、積極的な行動は時として災難にもあうことの例えでした。しかし、近年、俗用として、積極的に行動すれば、幸運なことにも、災難にもあう。しかし、行動しなければ何の経験もできないので、積極的に行動すべきだとの意味で広く使われています。いつから、変化したのかは定かではありませんが、インターネットや、ことわざ辞典をしらべても、後者の行動しないと何も得られないという意味合いで広く使われている旨記されています。少なくとも、僕ら世代は学校でもいい例えで習っています。逆に元々の意味は知りませんでした。どちらの意味で使っても不適切ではありませんが、言語が変化するということは常に頭の片隅に置いておくべきだと思います。
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