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2010年 9月 15日 (水)

がっかり・・

by 清田哲也

 郵政解散、小泉旋風が吹き荒れ、郵政法案に反対した亀井静香氏をはじめとする議員が刺客を送られたあの選挙。選挙後に文芸春秋に郵政法案に関する記事が掲載されました。郵政民営化はアメリカからの要望事項で、簡易保険に太刀打ちできない外資保険会社のための日本市場参入へのあしがかりだったのです。何年も前から要望事項にありましたが、歴代の総理は拒み続けてきました。亀井代議士の秘書さんにお会いし、この記事のことをお話ししました。日本経済を守るため郵政民営化はダメだとなぜ言わなかったか?そういう、背景があることを知らない国民は多いと、そうしたら、たくさん言い続けたがマスコミが黙殺したと・・
いつから、この国はマスコミが総理を造る国になったんでしょうか?
内需拡大を柱とした景気回復策が最重要事項であることは明白であるのに、雇用の受け皿である企業が元気がないのに、雇用を叫ぶしかできない人が総理になってしまいました。
法治国家であることを忘れ、マスコミが造る政治と金のネガティヴキャンペーンにいとも簡単に乗ってしまう人々、テレビと新聞しか情報がないからと言い訳、インターネット見れなくても本屋に行けば情報がたくさんあります。何が大切か、優先順位は何か、難しいことはありません。基本原則は一つです。夜明けがまた少し遠のきました。小沢さんにこだわるわけではありませんが、まともな経済政策を実行できる次期総理の誕生を望みます。


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