2010年 12月 22日 (水)
TPP
by 清田哲也
TPPが話題です。本市12月議会でも、農業団体からTPP参加に反対の請願が上がってきていました。
TPPは農業にとってダメージ、工業はプラスという仮説がありますけど、TPPに参加して関税0になれば日本製品の輸出が本当にのびるのでしょうか?農業も、工業も一番の問題は、そもそもが国際競争力がない、またはなくなってきているのが一番の問題で、人材、施設の海外流出により、韓国、中国のメーカーが力をつけてきており、元々日本が持っていた技術に安い人件費が加わって日本のメーカーが脅かされているのが現状です。
むしろ、農産物の方がおそらく中国の富裕層には日本国内の数倍から数十倍の値段で売れると思います。そうなると、日本人が日本で作った農産物が買えなくなり、海外から輸入したおしくないものを毎日食べるというようなことになると思います。
参加枠組みのテーブルにつくのはいいと思いますけど、それと同時にいい加減まともな、農業、経済政策を早急に行うべきです。
というわけで、現時点ではTPP参加に僕は反対です。
|