2011年 4月 1日 (金)
原子力発電について独り言・・
by 清田哲也
今回、原子力のことについて色々な記述を読みました。その結果、人類は原子力を完全には制していないと思います。福島原発の設計ミスとかいわれていますが、明確な基準をもたないまま使っていたということだと思います。その証拠に、被ばく量の安全基準も世界各国でバラバラ、事故現場では100を250に簡単に引き上げる。作業されている方々は自分の体を気遣うことすら忘れ、ひたすら使命感のみでこの国を守ろうとしているのではないでしょうか。ただちに人体への影響はないと、繰り返し報道し、タバコの方が体に悪いなどと意味不明の見解。タバコは長年の統計データに基づき健康への影響を言っていますが、放射線が健康に及ぼす被害を正確に把握していると誰が言いきれるのでしょうか?安全基準のばらつきが人体への影響を把握しきれていないことの何よりの証明です。現場で作業されている方々は一人として欠けることなく無事に戻ってきてほしい、そして、その後の人生は国が手厚く保障するべきです。決して、いい加減に引き上げた安全基準を盾に国や東電が言い逃れをしないように、国民が見守るべきです。そして、周辺都道府県の皆さんに対しては的確な避難、退去の指示を早急にだすべきであると思います。
政府の発表が全て事実でこの記述が杞憂であることを望みます。
原子力発電に頼らずとも、電力供給を滞りなく行えるシステムの確立が、技術立国日本の、今後、唯一世界の信用を取り戻す方法だと思います。
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