2012年 1月 17日 (火)
事業仕訳
by 清田哲也
日田市の外部評価による事業仕訳が、少し話題になってますね。いくつかの事業を抽出して行う事業仕分け、市民にはわかりやすく映ったことだと思います。しかし、議会がこういうことやってないかのような報道にはうんざりします。どこの自治体も、予算審査のための特別委員会があります。佐伯の場合は3月議会中の3日間、開催されます。内容はまさに事業仕訳、事業内容、効果、財源、他の事業との関連性など様々な角度で審議され、認められないというものに関しては、そこの部分だけ修正した予算案を可決します。
ただ、問題なのは、一般、特別会計あわせて700億をこえる予算を詳細に掘り下げ、審議するには、期間が短いということです。十分に審議され尽くしているかと問われれば、自信はありません。こういう部分があるから、外部評価による事業仕訳がもてはやされるのでしょうが、予算の使い道は、そのほとんどが、国から決められてきます。二年前でしたか、補正予算でしたけど、電子黒板購入のためのお金が国からきました。電子黒板よりも、グラウンドのネットを補修したいと学校現場から要望があっても、このお金は、電子黒板にしか使えないんですね。そういう仕組みになっているということを知った上で、地方版の事業仕訳をみてほしいと思います。
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