2012年 2月 9日 (木)
地域主権と地方分権の違い
by 清田哲也
昨日、一般質問の関係もあり、若干調べてみました。
地方分権とは小泉内閣が進めた、基礎自治体に国の権限を委譲していくというもの、地域主権は、国の権限を移譲するということは同じなのですが、基礎自治体にとらわれず住民自治を活発化させようというもの、だそうです。
今一、よくわかりませんね。いずれにしても国の権限を地方に移していき、いわゆる、外交、防衛に特化した小さな政府を目指すということですが、国会議員の数に手をつけないまま現政権下でこの話、加速しています。
基礎自治体と国のつながりは深く、市長村長さんは、県よりも国をあてにしています。要はお金の出所が国だからですね。財源の移譲がしっかり伴えば基礎自治体にとっては、苦しくなる面もありますが、住民が選んだ首長によってかなり特色ある自治体運営がなされるようになり、リスクもありますが、その反面、地域の特色を活用できれば夢の広がる話も現実になってきます。
だけど・・なぜか今、変な法案が提出に向けてつくられています。
九州知事会が国の予算の受け皿となり、それを九州全体に国変わって配分していくというもの。道州制であれば、州知事を選挙で選びますが、知事会の会長は、知事会の中で決まっています。
大分県以外の市長村長さんは、揃って、多くの方が反対ないし、もっと慎重に説明を重ねながらやってくれと声をあげています。
佐伯も他人事ではありません。
3月議会で警鐘をならしてみたいと思います。
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