2013年 8月 30日 (金)
もう少し!
by 清田哲也
大分県の入札最低制限価格が約2%ほど引き上げられました。
おおむね、86〜88%になるそうです。
これだけ聞くと、公共事業が高づいて税金の無駄遣いだ!なんて思う方が多いと思います。しかし、県内建設業はピーク時の約半分にまで減り、全国的にも業者不足、人手不足の状況になってます。東北の震災復興が進まない理由の一つにもなっています。多くの労働力を必要とする建設業が衰退したことによる就業機会の喪失は、地方経済に大きなダメージを与え、人口減少の大きな要因の一つとも言われています。
公共事業によりまわってきた地方経済、公共事業のコスト縮減と事業量そのものの減により、大変厳しい状況が続いています。
明日以降、台風がきますが、台風が来る時は、水門の開閉や、国交省、土木事務所、市などの行政官庁とともに会社で出動準備を整え、24時間待機したりしていることなど、知らない方も多いと思います。
我々の生命財産を守る公共事業、作る時だけでなく、その維持管理を支える建設業、公共事業は無駄という悪しきデマにだまされることなく、その重要性をもう一度みなさん、認識してください!!
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