2008年 4月 25日 (金)
家庭と子供
by 清田哲也
今、ほとんどの家庭が共働きで、単世帯です。必然的に家庭で子供に接する時間は減少傾向にあります。学力低下の原因がなにかと、論じられてますが、大きな要因は子供の家庭での過ごし方であるとの意見もあります。子供は子供の世界で悩み事を抱えています。その悩みを解決するヒントやそれに立ち向かう強い気持ちを得るのが家庭であると思うんですが、今はどうかしたら、その家庭そのものが、子供の悩みの種になっているケースが少なくありません。皆さん色々事情があるのはわかりますが、大人の都合で一番の被害者は子供であるということをしっかり認識している保護者がかなり減ってきているように思います。また、自分の子だけよければとか、何でも先生のせいとか、かなり歪んだ考えもよく耳にするようになりました。一朝一夕には解決できる問題ではないにせよ、将来、佐伯を、日本を背負う子供達に今してあげられる事をしっかり考えていきたいと思います。
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