2008年 7月 8日 (火)
どうしたもんでしょう
by 清田哲也
県教委の不正採用問題、とうとう全国版になりました。二宮氏の供述で新たな不正がてんこ盛りです。この不正で、本来採用されるべき人材が未だに臨時採用のままでいることを思うと、強い憤りを感じます。県教委が本当に反省を考えるのなら、この方たちに対する補償も一人残らずしっかりと考慮して欲しいと考えます。そもそも、佐伯市もそうなんですけど、教員の組織は行政の中にあって、特別扱いされていること自体おかしいと思います。各自治体に教育長なる役職が存在しますが、自治体のトップである首長の統制下に完全には置かれていないのが実情。他の各行政部門は部長がトップでそれらはすべて首長の統制下に完全におかれています。教育行政で首長が特色をだしていくには、教職員主体のいびつな組織構成は廃止し、首長の完全な統制下に再編しなければ、教育の根幹を揺るがす今回のような恥ずかしい事件の再発を防ぐことは困難であると考えます。
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