2008年 12月 17日 (水)
ん!?
by 清田哲也
指定管理者制度とは、行政が行っている事業を、一定条件を満たした第三者に委託する制度なんですが、行政側としてはコスト縮減、民間側としては新規事業への参入という、行財政改革に関して一石二鳥の制度として全国的に広まっています。身近な例としては、ゴミの収集運搬、マリンカルチャーセンター、市営駐車場などが県や市から委託を受けた民間が管理運営しています。委託先の選定については、業務の性格を十分に考慮した条件を提示しその条件をより高いレベルで満たした者が受託します。これは、公共工事の入札よりも委託者(県や市)が厳正な審査を行い、自らが提示した条件を満たしているかどうか、よりよい業務を遂行できるのはどこかを判断し決定するので、金額が主な判断事項である入札よりも厳正な選定が行われているといえます。
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