2008年 12月 22日 (月)
自立した農業経営
by 清田哲也
テレビで見た話なんですが、確か千葉県の若手農家の人たちが共同出資して法人をつくり、肥料や農機具の共同購入や後継者がいない農家の農地を共同で借りたりして、各農家ともに黒字経営を行っているというのを見ました。農薬散布のリモコンヘリや大型農機は、とても単独農家で購入し、採算がとれる代物ではありません。しかし、高価な機械を共同購入し、共同使用すれば、生産効率はかなりあがります。この法人の一番の”みそ”は販路の確保です。大手スーパー数社と年間契約を結んでおり、豊作、凶作に左右されない安定した収入を確保しているのです。スーパー側にとっても一定単価で、安定した仕入れが確保できるので願ったり叶ったりです。千葉という広大な農地を確保できる場所だからできるという側面もありますが、成功のモデルケースとして、佐伯の農業にも参考になる事例だと思います。
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