2009年 1月 28日 (水)
佐伯港の基地化について
by 清田哲也
このことを論ずる前提として日本はかろうじて安全ではあるが平和ではないということの意味を考えて頂きたいと思います。平和とはどのような外敵からも全く攻撃を受ける可能性が皆無な状態、及び、多国間の戦争にまきこまれる可能性が皆無な状態を言います。なので日本は平和ではありません。現に拉致という攻撃を受けてますし、朝鮮半島で有事が起こった場合無関係とはいえません。もしも今、九州の太平洋側で有事があった場合、自衛艦は広島の呉か長崎の佐世保から駆けつけます。国防の観点からいっても、九州の太平洋岸に海上自衛隊の基地は必要との判断がなされています。佐伯港の基地化はかねてから言われているように財政面において多大なメリットを佐伯市にもたらすことは皆さんはすでに百も承知だと思います。戦争は絶対に反対です。しかし、平和を訴え続けるのならば世界の中の日本を認知し、平和のために佐伯ができることをし、それが佐伯のためになるのであれば実現に向けて声をあげるべきだと考えます。
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