2007年 11月 2日 (金)
官僚と政治家
by 清田哲也
厚生労働省も防衛省もダメダメぶりを発揮しています。防衛省はモリヤという突出した官僚による、失態、一方、厚生労働省は見ている限り職員全体に腐った空気が蔓延しているような印象を受けます。どちらかといえば、防衛省の方が、まだ立ち直れる可能性があるように思われます。厚生労働省は桝添大臣に就任時の勢いはもうありません。志を同じくする官僚が省内に一人もいないのではないでしょうか?今、日本は政治家と官僚のパワーバランスが崩れています。政治家さん達はナメラレテいます。戦後から昭和50年代位までの日本政治の変遷をつづった本を読みましたが(城山三郎著 賢人たちの世)明らかに、今の政治家達とは質が違うまさに「賢人」と呼ぶに相応しい人達が日本(官僚)を動かしていました。日本の役人は基本的に優秀です。その優秀な頭脳集団をうまく使ってこその政治です。結局は人と人の関係なのです。国政も、地方政治も、今からが、政治家の踏ん張りどころではないでしょうか?
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