2009年 11月 30日 (月)
不正経理
by 清田哲也
新聞を御覧になった方も多いとは思いますが、昨年の大分国体の際に購入したトランシーバーの支出に関して、いわゆる”つけかえ”という手法によって公金の支出が行われていたことが明らかになりました。急きょトランシーバーが必要になったけれども予算措置をしていないので買えないし、補正も間に合わない、そこで、別予算のケーブルテレビの機械調整という名目でケーブルテレビ会社に購入してもらい支払ったということです。民間の会社であれば業務に必要なものを購入したわけですから、何が悪いの?って感じなんですけど、公共の経理はそういうわけにはいかんのです。皆さんの税金を扱っていますので厳密な会計ルールに則って運用されております。私が問題視するのは、先般行われた決算委員会において、トランシーバーの購入はないと答弁し、決算委員会から承認を得たことです。つまり、故意でないにせよ、虚偽の答弁、書類で得た承認は、当然取り消してしかるべきですし、他にもないか、調べて、もう一度決算委員会をやり直すべきだと思います。
本日、臨時議会がありますので、この件に関する今後の扱いも示されると思います。
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