2010年 2月 8日 (月)
まちづくり勉強会
by 清田哲也
先週の金曜日、(株)まちづくり佐伯主催の勉強会が市役所にて開催されました。これは、(株)まちづくり会社佐伯が独自で経済産業省の委託事業の認定を受けて、その補助金で三菱総研を中心とした各専門家たちに、佐伯市の中活の分析を依頼し、その結果と今後の要点を参加者に発表し疑問点を質問していくという内容でした。自分自身聞くにあたり、はじめに、頭に浮かんだのは大手前にどんなものを造ればいいのかという答えがあるのでは?と思い、聞いたんですが、そうではなく、佐伯のいいところはこういうところで、人口減少や商売のスタイル、衣食住に対する価値観の変化等をふまえ、何に注意して、どんなものを造るのか、そのヒントを他市の事例を踏まえて教えてくれました。その中で改めて気付いたことと、見失っていたことが明確になりました。改めて気付いたのは、10年、20年先に評価されるものを今、造るという発想。今どうやって人を呼ぶかということにとらわれすぎていては、何も造らない方がいいということになってしまいます。あくまで”まちづくり”であって、店づくりではないということです。見失っていたことは、外部の方から教えてもらう佐伯のいいところを大切にしたいし、決めて、つくるのは佐伯に暮らす一人一人であるということです。このことをみんなが意識するところからまちづくりはスタートするのだと思います。
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