2010年 6月 28日 (月)
百条委員会
by 清田哲也
佐伯市のケーブレテレビ事業に関して百条委員会設置の是非が問われました。結果は18:11で否決、設置の必要なしとの議決がなされました。僕は設置反対に一票を投じました。なぜ反対かと言いますと、いまだ調査段階にある事項に関し、新たな事実が明らかになったとはいえ、百条委員会を適用するのは時期尚早であるとの判断をしたからです。監査報告に基づき、細部にわたり担当課の精査および最終的な改善策が示されていない段階での、議会側の調査は執行部との溝を深めるだけの結果になるような気がします。市政に対するチェック機能、提言、民意の伝達、まさに市長と議会は互いが切磋琢磨し合って市民生活の満足度を高めていくのが仕事です。感情的に対立していくことがチェック機能ではないということです。次回の担当課からの報告後に新たな欠格事項が出れば、百条の検討はしなければならないと思います。担当課並びに関連する会社は従来の意識を根底から変えて、情報インフラを担う者の責任を深く感じて新たな業務体制を構築して頂きたいと思います。
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