2011年 3月 30日 (水)
森林資源
by 清田哲也
最新鋭の加工マシーン。原木の形状を瞬時に読み取って6枚ののこぎりを制御し規定のサイズにカットします。
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一昨日、議会の政策研究会の視察で、宇目地区の市有林と森林組合の加工工場を見てきました。今回見てきたのは大川内地区の市有林で約255ha、全体をくまなく見たわけではありませんが、林道から見る限り、手入れの行きとどいた杉林でした。佐伯市は各地域に多くの林地を有しており、今後、有効な活用方法を考えていく必要があります。
森林組合の工場は、国産材の加工場としては国内屈指の規模で、販路の確立もされており、フル稼働でした。原木の供給量も多いのですが、皆さんもご存じのとおり、生産者、いわゆる林業家の採算がとれにくい状況が長く続いており、加工に原木供給が追いつかない部分があり、その分は宮崎県から納入しているそうです。
現在は震災の影響で、各ハウスメーカーからの注文が全面ストップしているそうです。
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