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2008年 3月 27日 (木)

本質。

by 清田哲也

 毎日、各紙面を飾る、道路特定財源と暫定税率の問題。議論や批判は出つくした感さえあります。最近では、国交省のお金の使い方を熱心に報道しています。地方がなぜ特定財源に固執するのか、それは、道路整備がまだまだ不十分な地方において一般財源化された場合、従来通りの道路整備に使える予算を国から配分される担保が何もないからです。前にも少し書いたんですけど、地方の本音は、名目は何でもいいから、金を出せ、むしろ、従来通りもしくは、増額(まず、ありえませんが)の方向であれば、特定だろうと一般だろうとどっちでもいいのです。むしろ、一般でもらった方が、正々堂々と柔軟に使えるので有りがたいくらいです。一般財源化したときの地方への予算配分がどうなるのか、地方の不安を払拭できる施策や議論が何も聞こえてこないのは、どう考えてもおかしいと思います。地方VS中央、国交省のミス探しのような報道や議論はもうやめて、真剣にお金の使い方を議論してほしいもんです。


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