和久議員

　一昨日の一般質問最終日、和久議員が質問に立ちました。
その冒頭、和久議員は自らがガンに冒されていることを告白しました。
人づてでそのような噂は聞いていましたが、ご本人の口から聞くのはもちろんはじめてで、委員会や議会を休みがちでしたので、症状はあまり良くないとの予想はしていました。当選して初めての議会、終わったあと、全幅の信頼を置く、Ａ・Ｈ先輩から、「一般質問、誰のが一番うまかった？」と聞かれ、和久さんの名前を挙げると、その先輩も納得の様子でした。
はっきり申し上げて、その手法や切り口、目的、思想、考え方など僕とは全く違うし、同じような質問を目指そうとも思いませんが、一つの物事に関する研究の質、量、関係する法律、条例に対する見識の深さは、群を抜いています。そこは、見習おうと思っています。
僕は、和久議員のことをほとんど知りません。議場で執行部を追及する厳しい姿勢、表情、いつも鬼気迫るものがありました。そこまで言わんでも・・と思うこともしょっちゅう。しかし、ほとんど言葉を交わしたこともありませんが、帰りがけ市役所の玄関でたまたま一緒になった時、しゃべりかけると、とても優しい表情で言葉を返してくれました。良い意味で普通の人なんだと感じた瞬間です。
病気が快方に向かうことを心から願う次第です。