市民の意見！？

　よく”市民の間にはこういう声が多い”というフレーズを聞きます。
僕は極力使わないようにしています。なぜなら、自分一人がふれあい、一つのことに関して意見交換をする市民の皆様の数には限りがあるからです。
なので、”多くの市民は〜”なんていうのは、なおのこと使い切りません・・

しかしながら、市民の意見を市政に反映させるのが議員の仕事、一体どうすればいいのか・・困ったときには基本にかえる、自治会の総会の活用が一番効果的な住民自治の形であると思います。

実例ですが、鶴岡地区の都市計画道路、２０年ほどまえに着工寸前までいきましたが、地元の反対で事業休止で現在に至っています。市は地元の反対で止まったものに対して予算をつけるわけにはいきませんから、予算は0だけど計画は残るという形になっています。なので、対象地区のいくつかで、地区総会にこの道路が必要なのかどうか、諮ってもらうことにしました。必要と議決されれば、区長名で道路推進の要望書を市に出します。大きな予算を伴うインフラ整備は、地区総会を通じた住民合意を得たのち行ったほうが、工事自体もスムースにいきます。

地区総会は住民自治の基本、もっと活用すべきだと思います。出たことないなあという方は、一度、出席してみることをお勧めします！！