公共事業

　トンネルの天井板が崩落していました。
犠牲になられた方のご冥福と、まだ救助されていない方々の無事を祈るばかりです。

この事故は他人ごとではありません。我々が暮らす、身近なところでもいつ起こっても不思議なことではありません。トンネル、橋、ビル、道路、コンクリートでできた構造物は、人間と同じで、年数が経てばたつほど劣化していきます。そのため、国、自治体は、調査をし、その結果に基づいた適切な補修または新設工事を適時発注していかなければなりません。そのことが、人命を守ることになります。
コンクリートが人命を守っているのです。
コンクリートから人へ・・むなしい言葉です。
公共事業費削減、この言葉が違う方向でもてはやされた結果の事故だと僕は思います。