2011年 9月 28日 (水)
増税議論
by 清田哲也
増税に向けての動きが活発になってきてますね。所得税、法人税、個人住民税、たばこ税など、それぞれ3〜10年間増税する方向で話が始まりました。さすがの民主党内からも、景気が上向かないなかでの増税議論に多くの反論が出ているようです。これにはまず一安心。復興のための財源確保がお題目なんですけど、このやり方では、日本の経済はとどめをさされます。
将来の社会保障が不透明で収入も上がらないなかで、税金だけは上がっていく、消費はますます冷え込む、デフレ脱却なんてできるわけがありませんよね。そんな中、議員定数も変わらず、歳費も変わらず、天下り団体の整理も進まず、こんな政治が世間に増税を求める資格がありますか?
復興のための財源ならば、指定寄付的なものを国が設け、寄付額の10分の一を還付するとかやればいいように思います。(少々思いつきで言ってますが・・)そうすれば、単純ですけど、1兆円の支出で10兆円集めることも可能ですよね。それと、今回の増税路線がもし、認められた場合、3〜10年なんていってますけどね、一度上がったものはさがりませんよね。
ま、たばこ税があがれば、禁煙の機会にはなるかもね・・
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