2011年 10月 14日 (金)
ただいま!
by 清田哲也
樹齢約200年の吉野ヒノキです。いい香りが漂ってました!
|
昨日、関西方面からの視察から帰ってきました。
二泊三日、4か所の視察でした。観光交流センター、林業施策、企業誘致、地域通貨と、経済産業委員会の全ての範囲を網羅したような内容でした。
企業誘致に関しては、もうすでに何か所も行ってますけど、やっぱり、官も民も関係なくトップ営業っていうのは効き目がありますね。橋本市っていうんですがここの市長さん、70歳こえてますけど、いろんな会社にアポなし飛び込み営業を年間100社! この市長の熱意にほだされて多くの企業が来ています。それと、松下電器発祥の地、門真市、ここは地域通貨を導入しています。蓮という通貨単位で、100円が100蓮、まだ二年ですけど地元ではいろんな場面で蓮が使われています。地元消費の促進の他、ボランティアのお礼として蓮を活用することで、世代間協働の促進にも一役かっているようです。吉野町は林業の聖地。しかし。他の地域と同じように木材価格の低迷による苦戦を強いられています。吉野ブランドは健在ですが、生産構造が旧態依然のままであるということ、後継者が育っていないことなど、問題は山積みです。林業が基幹産業ですので、役場担当者の必死さが伝わってきました。
|