2012年 7月 5日 (木)
保守と革新
by 清田哲也
「清田君は保守なの?革新なの?」と聞かれ、「自民党員なので保守です。」と答えている自分になんとなく違和感を覚えています。
まず第一に、自民党員であるということに誇りを持っていない。理由としては、組織そのものの弊害が一つ、もう一つは、今の国政を見る限り自分とは考え方が違うという二点においてです。
いわゆる50年体制下における、保守と革新は、イコール自民か社会党かの二者択一だと理解しています。
しかしながら、それは、常に成長経済下において、利益の再分配の方法論の違いでしかなかったのではないでしょうか。
成長経済と言う大前提が崩れた今、100年後も日本という国の中で、国民が安全に、豊かで活発な生活が営める施策を考え実行することのみが政治に求められることだと思います。故郷を愛し、国を愛し、日本国民として日本国益のために働くことを保守というならば、僕は保守ですし、保守だからこそ、時代に応じて考え方を常に革新していかなければ日本国は立ち行かなくなってしまいます。
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