2008年 5月 2日 (金)
別府yumeタウン
by 清田哲也
私の友人、長野やすひろ君は、前回の別府市長選にチャレンジしました。現職との一騎打ちで、一番の争点はゆめタウンの立地問題、彼はすでに存在するトキハやサンリブ、地元商店街にとって利がないこと、それと、もっと、観光とマッチングした、継続的に人が集まる施設を提案し、ゆめタウン誘致推進派の現職と戦いました。残念ながら敗れてしまいましたが、ゆめタウンの現状は芳しくなく、その余波で周辺商業も停滞気味です。選挙の結果は民意ですが、この結果が意味するものはなんでしょうか?そのとき、現職に投票された方々の中にも、現在は後悔していらっしゃる方も多いのではないでしょうか。当時は税収も増えるし、買い物も便利だしくらいの感覚だったのでしょう。そうではなく、その先にある悪影響を考えたのが長野君なのですが、残念ながら別府市民には届かなかったみたいです。街をつくるのはそこに住む一人一人なのです。自分の意見をしっかり持ち、それを託せるのは誰かという視点で、投票していただきたい、選挙というのはそれだけ責任の重い結果をもたらすのです。
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