2014年 8月 26日 (火)
防災
by 清田哲也
みなさん、おはようございます。
昨日は、夏の終わりにと書きましたが、まだまだ暑い日が続きそうですね。
広島の土砂災害、大変大きな規模になっています。地震、津波に関しては、自助ということで、まず、高く安全な場所に自ら逃げるというのが基本であると東日本大震災以降言われていますが、今回のような夜中の広範囲にわたる土砂災害に関しては、公助による事前のインフラ整備が大きな役割を果たすのだと思います。砂防ダムや流路の整備、地盤改良など大量の降雨による土砂災害を未然に防ぐための公共事業が滞っていたのではないでしょうか。
内閣府の防災担当の方との雑談の中で、大雨で地盤が緩んでいる場合の地震、また、その逆で、地震で地盤が緩んだあとの、大雨と、地震と津波、3つが同時に起こる想定も考えなければならなくなったとおっしゃっていました。100年に1度起こるかおこらないものに備えるのは無駄であると、レンホウさんでしたっけ、事業仕訳なるものではりきっていましたが、無駄になるかもしれないけれど、国民の生命財産を守るための公共事業ですから、目先の金勘定だけで判断はできません。
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