2015年 2月 27日 (金)
新聞記事の鵜呑みは危険!!
by 清田哲也
みなさん、おはようございます。
今朝の大分合同新聞、論説というコーナーがあります。これは、おそらく、大分合同さんの記者さんが書いたものではなく、共同通信社からの配信分をそのまま載せているのではないかと推測します。もし、本当に書いていたとしても、そうでなくても、合同新聞記載の記事ですので、一言、苦言を呈したいと思います。
20年間、公共事業のばらまきと減税を続けた結果1000兆円の借金が残った・・との記事は正しくないと思います。その理由は、
公共事業費は、平成10年の14.9兆円をピークに右肩下がりを続け、平成23年には6.2兆円となっています。その結果何が起こったのか、デフレが蔓延し、老朽化したコンクリート構造物の補修もままならず、建設業の廃業が相次ぎ、建設労働者不足により、東北地方の復興に遅れが出ています。平成10年をピークに減額し続けている事実やデフレ時の公共投資の重要性や、先進国で公共投資が減っているのは日本だけという事実とかは全くの無視で、ばらまき、公共事業は悪というイメージだけを喧伝するような記事であるとの、印象を持ちました。
合同新聞さん、記事の精査をお願いします。
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