2015年 5月 20日 (水)
少子化
by 清田哲也
みなさん、おはようございます。
日を追うごとに、暑くなっているような気がします。夏が好きな僕は、アイスコーヒーがおいしくなって、うれしいばかりですが、特に外でお仕事をされる皆さんは、熱中症に注意してくださいね。
鶴岡小学校、佐伯城南中学校ともに、僕たちの世代の半分の生徒数となっています。世帯数の多い校区でさえこのような状況ですから、少子化は目に見えて進んでいます。出産を控えた世代が、産み、育てやすい環境の整備、賃金の安定した職場、子育て支援制度、教育環境などはたしかに必要だと思います。しかし、それだけで、結婚して家族を持とう!!と張り切る若者が増えるとは思えません。結婚は本人同士はもちろん、家と家の結びつき、いろんな意味で覚悟して共同生活を始めます。子供の成長や、家族で過ごす楽しさもある反面、困難や不自由もつきまといます。一昔前は、結婚しないと職場でも一人前の扱いをしてもらえないような雰囲気もあり、自然と覚悟を決めていた土壌がありましたが、今は、男女とも独り身の自由さを手放す覚悟ができないから、結婚して子育てをする男女が減っているのではないかと思います。環境整備で一定の効果はあるとは思いますが、根本的な解決には至らないような気がします。
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