ある女性の意見

　みなさん、おはようございます。

　先般、ある５０代の女性の方とお話をするなかで、１８歳にも満たないような、まだ幼さの残る自衛隊員の訓練を見るにつけ、今の安保法案を不安に思ったとの感想を聞きました。たしかに、わが子ではないにしても、子を持つ親が不安に駆られるのは理解できます。しかし、事の本質は自衛隊員の危険が増すからこの法案はいけないということではなく、国防のありかたを根本から見直そうというものではないでしょうか。
自衛隊員の皆さんは、私たちが思っている以上に厳しい訓練、規律、使命感をもって、任務に臨んでいます。災害時の救助活動、捜索活動の様子を見れば、誰もができる仕事ではないことがよくわかります。戦争がはじまる、徴兵制になる、こどもたちが戦場にいくようになるなどの、煽動に迷わされることなく、日本の安全保障にとって何が本当に必要なのかを、私たち国民一人一人が真剣に考えなければなりません。