2016年 5月 10日 (火)
教職員の政治活動
by 清田哲也
みなさん、おはようございます。
今日の朝刊に、教職員の政治活動を規制する法案を与党が提出予定との記事がありました。18歳選挙権が実現したことを受けての動きですが、18歳選挙権に関係なくもっと早く制定されてしかるべき法案だと思います。生徒、児童にとって教員は、保護者以上に身近な大人で、その分、影響力も大きいものです。政治を自らの経験や知識でまだ判断することのできない年齢の生徒、児童にとっては、教職員が発する言葉は、ストレートに何のフィルターにもかかることなく入ってきます。それが故に、多種多様な考え方ができるよう、促すのが教職員の役目であり、自らの考えはどうであれ限りなく中立に徹する姿勢が必要です。しかし、現状は、中立どころか日教組の活動を見れば一目瞭然、政権与党を批判するにとどまらず、日本という国家を否定するような発言、活動も見られます。いろんな考えがあるのは大いに結構ですが、生徒、児童が自ら考え、学んで結論を出せるように導くのが先生の役割で、自らの考えを決して押しつけることのないようお願いしたいものです。
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