2008年 6月 20日 (金)
学校事故について
by 清田哲也
屋上の明かり取りの天窓から6年生が転落死するという痛ましい事故がありました。亡くなった児童とご遺族に対し心からお悔やみ申し上げます。
この事件に関し、学校側の責任が問われています。屋上で授業する必要があったのか、立入禁止措置はしてないのか、監視する教員をなぜ配置しなかったのか、等々意見は学校側の管理責任に対し様々な角度から問いつめています。しかし、本当に学校側だけの責任なのでしょうか?テレビで見たのですがポリカーボネイト製だと思われますが、あの上に乗るのは感覚としてかなり危険を予知できるのではないでしょうか?最近の子供は危ないからという理由でかなり、外での遊びが制限されています。塀によじ登ったり、崖の上に昇ったり、高いところから飛び降りたり、そんな遊びの中で、痛い思いを経験することで、自らの身を守る、危険を予知する感覚が身に付いていくのですが、そのような遊びをしていないが故の事故ともいえなくもありません。決して、落ちた子が悪いとは思いません。しかし、学校側だけが悪いという一方的な論調はいささか考えものです。
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