2009年 1月 27日 (火)
親父の背中を見て・・
by 清田哲也
最近父親の子育て参加の議論が高まっています。少なくとも我々世代は自分たちの父親よりも様々な面で子育てに参加している割合は高いと思われます。しかし、共働き世帯も含め子どもが過ごす時間の割合はどうしても母親のほうが多くなります。必然的に子を叱る機会は母親のほうが多くなるのですが僕はそれでいいんじゃないかと思うんです。全く無関心なのは論外ですが要所で父親が叱る、これは子どもにとって何より効き目がありますし、二度と同じ過ちは犯すまいと心に刻まれます。普段は自分たちと同じように母親に小言をいわれながら休日を過ごす父親が、真剣に仕事したり、頭さげたり、走ったり、怒ったりする姿を何も正面向かなくても子どもたちはその親父の背中をしっかり見ているのです。その姿を見て子供自身が考え学んでいくのだと思います。子供時代、親父は日曜といえばゴルフでした。これも仕事だという親父に??でしたけど、今では僕も同じせりふを言ってます。飲めない酒を飲んで家で嘔吐する姿を見た時は、これも仕事なんだなと思いました。父親は正面向きたいときも、あえて、背中を見せるくらいでいいんじゃないかと思います。※あくまで、父親の子育て参加論に限定されたコメントであることを申し添えます。
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